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【DOWN ONCE MORE】 

シャンデリアを落とし、オペラ座を炎に包んだファントムは、再びクリスティーヌを連れ去り、自分の住処へと戻ります。

く る の だ ぁぁぁ・・・っっ...!

怒りと混乱により、感情が振り切れてしまったファントムは、いま自分が何をしているのかすらわかっていないくらいの勢いで、ただひたすら、クリスティーヌの手を乱暴に引きながら、突き進んでいきます。
突き進んだ先には、“終わり”だけしかないことを、“破滅”だけしかないことを、ファントムはわかっていながら、でも彼はその場所に向かって進むしかありません。
もしも、もしも立ち止まれることができるなら、そうしたいのかもしれません。
でも、彼にその方法は許されていないので、わかっていながらも、終わりに向かって進むことしかできないのです。

d001

この時のねクリスティーヌの表情には、まじでせつなくさせられるのです。
彼女は、いま、恐ろしい怪人に連れ去られ、心から怯えきっています。
本能レベルで恐れています。
かつて、この同じ通路を、夢見心地で“音楽の天使”に導かれるままに、うっとりと進んでいたのですよ、クリスティーヌは。
その身を、ファントムに委ねて、たとえ行く先がどんなに恐ろしいところでも、ファントムと一緒であるなら構わないというような、心もその身もファントムに預けていたクリスティーヌの表情と、いまのクリスティーヌの表情はあまりにもかけ離れすぎていて、言葉もありません。
この表情の変わりようといったら、もうたまらないほど哀しいです(涙)

おねがい!たすけて、たすけてラウル・・・と。
連れて行かれてしまう、いや!こわい!ラウルー・・・と。

腕を掴む、かつて天使だった怪人の手をなんとか振りほどこうともがきながら、後ろを振り返りラウルの助けを縋るような眼で待つクリスティーヌ。

うう。泣くね(涙)
あんなにも美しくて幻想的だった、音楽の溢れる王国に続くはずの地下への通路が跡形もないんですからね。
”夢”とか”幻想”なんてものは、存在しなくて、あるのは冷たくて暗い牢獄への通路なのですものね。
なんでこんな風になってしまうんだろうね、どこで間違ったんだろうねと思わずにはいられません。
いられないのだけれど、でも、こうなるべくしてなったわけです。
彼の行く先には、けして光はありません。
だって、彼は絶望を背負うことしか許されない”ファントム”なのですから。
でもだからこそ、思うのです。
あの時、鏡の裏から現れクリスティーヌを初めて地下に連れてきたときの彼は、束の間のしあわせを噛みしめていたのかもしれないよなと。

じ、時間切れです(汗)
続きます。

あさん、画像の件ありがとうございました。
教わった感じでやってみたです。どうでしょうか・・・
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コメント

ついにDOWN ONCE MOREですね(泣)

彼にはこうすることしかできなかったんだと思うと、せつなすぎて胸がしめつけられます。POINT OF NO RETURNなんですよね。

あの美しく幸せな時間があるからこそ、このシーンとの対比が悲しいです。
どんなに怒鳴っても、脅しても、泣き叫んでいるようにしか見えないんです。
ああ、せつないです。

>aoiさん

こうするしかなかったマスター・・・うるうる。マスターの行動の選択肢は、常に少ないので、切ないですね。

>どんなに怒鳴っても、脅しても、泣き叫んでいるようにしか
すごく同感です。泣いているマスターには、うるうるさせれらますね。

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