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【WANDERING CHILD】 

盛り上がるマスカレードで、婚約者のラウルと幸せにダンスをするクリスティーヌ。
控えめだけど、とても幸せそうなクリスティーヌがとてもかわいらしいです。
そんなか、ドスドスと足音を響かせて(いや響かせてないから・汗)3ヶ月ぶりに現れた先生。
彼は、クリスティーヌに言い放ちます。

師の元へ、戻れその子爵、「んふ!」とか「んは!」しか言わないしな(←マスターの偏見)

ブチきれた先生。
さらに彼は、クリスティーヌの胸元に光る婚約指輪をみるやいなや、鎖ごとブチきり、姿を消しました。

もう、私にどうしろと???←クリスティーヌ

愛する婚約者。
大切な師である、音楽の天使。
クリスティーヌの心は波立ち、彼女はどうしていいかわからなくなってしまうのです。

方向を見失ってしまったクリスティーヌは、墓地へと、
お父様のいる場所に、彷徨うように向かいます。

boti002

このシーンは、幻想的ですっごくきれいだなーといつも思います。
早朝のぴんと張りつめた空気のなかに、おっきな天使たちの石像が立ち並ぶ、霧がかかったような重たさのある雰囲気。
しんと静まり返った、とても厳粛な感じがたまりません。
その中を、小さな女の子さながら、彷徨うように歩くクリスティーヌ。
いや、いいよなー。とても。

そんな疲れてしまった、小さな女の子を待っていたのは、やさしい天使の声でした。

さまよえる娘よ お前はか弱く混乱して 
私の導きを必要としている


静かに、クリスティーヌを驚かさないように、そーっとそーっと話しかけるようなファントムの声が、とてもやさしい。
その暖かい声に縋るようなクリスティーヌの表情がとても儚げでかわいいです。

boti003

心の奥の方で、実はずーっと聞きたかったその「声」を、再び聞くことができたクリスティーヌは、自分がいま聞いている「声」は、現実なのか幻なのかわからないほどびっくりして、その「声」の持ち主に、問いかけます。

あなたは天使?お父様?友達?それともファントム?

そして「声」の持ち主は言うんです。

天使を忘れたのか?

お前の天使を、お前のために存在している天使を、忘れたのか、と。

ううう、泣く。泣くなこの言葉は。
なんだか、叱られてすっかりしょげちゃった子を、よしよししてあげるみたいな感じのあたたかさがあると思うのですよ。
「もう、私、嫌われちゃったんだ・・・、天使さまはきっとどっかにいっちゃって、もう姿をあらわしてくれないんだ、うう、ぐすぐす・・・(涙)」
という感じの女の子に、「もう怒ってないよ?ね?」っていって、ぎゅってしてあげるみたいなね、そんな言葉だと思うのですよね(ぱぱっぽいな・汗)

クリスティーヌはきっと、彼女にとって音楽の天使が、如何に大きな存在であるのかを、あらためて思いしるにちがいない。
もっというと、彼女はひょっとしたらね、この音楽の天使が、みんなが言うようただ恐怖を与えるだけの邪悪な存在であっても、そんなことはどうだっていいのかもしれない。
どんな存在であろうとも、この声の人は、クリスティーヌに絶対必要な
音楽の天使なのですからね。

「冬の中を彷徨いすぎた娘よ・・・」
えっと確か
♪Too long you’ve wandered in winter・・・でしたかね。
このフレーズで、ダーエパパのお墓にほんのり明かりが灯りますが、そこが、もうすごく幻想的。
そして、ゆっくりと扉が開くところもかなりいい。
クリスティーヌを、やさしく包んであげるから、暖かくしてあげるから、おいでって言っているような気がして。
おいでって・・・(うっとり)
クリスティーヌを包んであげるファントム、いい。

なんだか今回は、いつになく(←それも問題ですが・汗)マスターを「やさしい」とかいう私ですが、
・・・ぃやだってね、まじでこのシーンのマスターの声(みえないけど、クリスティーヌを見ているマスターの表情も)は、とにかくやさしいのでね・・・。
MOTNとはまた違う、とてもあたたかさのあるやさしいマスターもまた絶品。

「私に抵抗しつつ─魂は私に従っている」
えっと確か
♪yet the soul obeys ・・・ 
でしたかね。
ファントムの父性愛みたいなものを垣間見る思いです。
私に抵抗したことを許してあげるよ(あ、子爵とのチュウは、一生許さんがね)ていうマファントム。
オペラ座の上で、「お前らが、ぜひこの日を呪うようにしてくれようぞ!?」といっていたファントムが、指輪の鎖をブチ切ったファントムが、許してくれるんです。
クリスティーヌへの愛情が如何に深いか・・・、ってことですよな(ですよなって・・・)

さらに、この♪yet the soul obeys ・・・のファントムの声についてですが。
もうどうですか、これ。
この、セロファンかガラスかなにかを震わせてしまいそうな、
野蛮なような繊細なような、この声。
ともすると、裏返ってしまいそうな、あんまりにも色っぽい声。

た、たまらない・・・(あらかに変態・汗)

セロファンでもガラスでもなく、心が震えるわけです。
ファントムの声に。はう。

そんなファントムの声を、あなたの声をもっと聞かせてというクリスティーヌがなんかもうかわいくて困る。
ファントムのやさしい声を「もっと聞かせて、お願い」ってねだるようなクリスティーヌに、かなりきます。
酸素を求めるように、ご飯を求める小鳥さんのように、飢えた子供のように、ファントムの声を求めるクリスティーヌ。
きゅんきゅきゅんくる。
乾いていたのだね、クリスティーヌは。
ファントムに飢えていたのだね、クリスティーヌは。
ううーん、かなりくるなぁ。

♪Come to me : Angel of Music・・・
そして、「私のところへおいで」です。
拉致2回目、決行です。
クリスティーヌは、もちろん喜んで、声のもとへ・・・師の元へ向かいます。
多少、うつろな瞳ではありながらも、彼女しっかり正気です。
彼女は、自分にとってどれだけファントムが必要な存在かわかったから、怖がったりするはずがない。
彼女は、望んで怪人の元へと行くわけです。

ファントム上等

潔いな、その心意気は。
いまこの時、彼女は、「悪」になってもいいとさえ思っているのかもしれません。
ファントムが「悪」ならば、自分もそれでかまわない、みたいなね。
喜んで、「悪」でも「悪魔」にでも取り込まれてみせますとも、みたいなね。そんな感じに。
音楽の天使さま、あなたを愛しています
クリスティーヌにはぜひ、心の中でそんな風に呟きながら、ファントムのもとへ歩いていって欲しいと思います。

そんな、出来上がりかけたファントムとクリスティーヌの目の前に、
「彼」が現れるわけです。
ファントム用語で言うならば、「若造」な彼は、クリスティーヌを守るべくやってくる。
そのあまりの白馬の王子様ぶりに、言葉もなくなることに。
んふっ!


そしてこの記事は、そーどふぁいとに続く予定です。
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